HISTORY

2011年「ブレーメン」

とある商店街の話。米屋を営む馬場(有川マコト)が中心となって開催される、年末恒例「お餅つき大会」。昨今は商店街の衰退も相まって参加者が減り、盛り上がりに欠けていることを危惧した馬場は、商店街の他のメンバーと共に「王子と乞食」の芝居を上演しようと提案する。「喫茶ブレーメン」のマスター(陰山泰)は、店内を舞台として提供し、役者の羽鳥(細見大輔)は演出家を名乗り出る。気合十分で稽古に望む馬場だったが、参加メンバーの暴走で台本はどんどん書き換えられ、おまけに主役の座まで金子(有馬自由)に奪われる。散々な目にあう馬場だが、なんとか協力しあって無事芝居を成功させる。

2011年12月29日~30日 下北沢駅前劇場
(出演)陰山泰 細見大輔 有馬自由 有川マコト 瓜生和成 加藤敦

 

2012年「ブレーメンの怪人」

今年もまた、年末恒例「お餅つき大会」の季節がやってきた。あれから1年経ち、ブレーメンの面々にもそれぞれ変化があった。作家としてプチブレイクした羽鳥、多角的な経営を目指す馬場、喫茶ブレーメンをダンススタジオに改造したマスター、そして演劇集団ブレーメンの看板俳優として活躍する金子。そんなブレーメンんな人々の前に、ガストン王国の「サラ王女」(野口かおる)が現れて…。
新メンバーに高校生の「村富」(山口森広)、ガストン王国の王子「ルドシャニー」(瓜生和成)、王女のSP「トム」(生津徹)を加えた、ブレーメンシリーズ第2弾!

2012年12月27日~29日 下北沢シアター711
(出演)有馬自由 有川マコト 瓜生和成 細見大輔 陰山泰 野口かおる 山口森広 加藤敦 生津徹

 

2013年「ナツメ」

高校時代、ドラゴンボール研究会だった4人の男達が、恩師の葬式で再会する。それぞれ名前を「ヤムチャ」「ピッコロ」「ベジタ―」「クリリン」とアダ名で呼び合う仲だった。最初は再会を喜ぶ4人であったが、ヤムチャの発言で事態は一変する。同じドラ研の仲間だった「ナツメ」の恋人がこの仲にいる。そして、そいつこそがナツメを殺した真犯人だと。犯人探しが始まる4人のドラ研メンバー達。一体誰がナツメの恋人だったのか?そして、ナツメは本当に殺されたのか?偶然居合わせた喫茶ブレーメンのマスターも巻き込んで、男達の不毛な戦いが始まる。

2013年12月27日~30日 中野スタジオあくとれ
(出演)有川マコト 細見大輔 山口森広 生津徹 陰山泰
(ゲスト)岡田達也 海部剛史 瓜生和成 有馬自由

 

2015年「さよならブレーメン」

いつもの演劇集團ブレーメンの公演中、主役の富岡が腹痛で舞台途中で退場してしまった。それを客席で観ていたトオル(佐久間淳也)は自ら代役を引き受ける。舞台は大成功に終わり、トオルはブレーメンの新しいスターとしてもてはやされる。うかれるトオルの様子を見て心配になるマスター。そんな父親の心配をよそに、次回公演の主役の座を手に入れるトオル。だが、現実はそんなに甘くなかった。プレッシャーに負けたトオルは本番中に逃げ出し、そして事件は起こる…

2015年12月28日~30日 下北沢駅前劇場
(出演)佐久間淳也 生津徹 有馬自由 細見大輔 有川マコト 陰山泰 海部剛史 福本伸一
(ゲスト)岡田達也 佐野大樹 森山栄治 山口森広 瓜生和成

 

2016年「昭和ブレーメン」

新作「超時空要塞マックロス アニー・おぼえていますか」を引っさげて、とうとう駅前劇場デビューを果たした演劇集団ブレーメン。喜びもつかの間、喫茶ブレーメンに「林海皇」(辰巳智秋)という大柄な男が現れる。そしてマスターに一冊の台本を渡し「これを上演してほしい」と申し出る。それは、彼の父であり、マスターのかつての親友「林明美」の遺品だった…
かつて、アイドルグループ「舞麗男(ブレイメン)」の一員だったマスター。人気絶頂の中、どうして解散しなければならなかったのか?どうして林明美と袂を分かつことになったのか?そもそもなんでアイドルをやっていたのか?
決して語られることのなかったマスターの青春物語が、演劇集団ブレーメンの手で蘇る。ブレーメンシリーズ、最後の物語。

2016年12月29日~30日 下北沢駅前劇場
(出演)陰山泰 有馬自由有川マコト 生津徹 海部剛史 佐久間淳也 辰巳智秋 山口森広 細見大輔
(ゲスト)佐野大樹 森山栄治 瓜生和成

 

2017年「アックーノの逆襲」

「さよならブレーメン」の劇中劇に登場した「悪の集団アックーノ」(海部剛史)と「シュウ・ダン」(福本伸一)のスピンオフ作品。(脚本は山口森広が担当)
ソウゾーンの世界で、アックーノとその子分ダンが世界征服を進めていく中、村を滅ぼされたマンチェスター(生津徹)とボブスタイン(佐久間淳也)は、古文書に予言されていた「3人の救世主」を探していた。しかし、その救世主はゲンジッツの世界にいるただの大酒飲みのおっさん達だった…
クリスタリスの力でゲンジッツの世界に行き、救世主?であるシモさん(有馬自由)、あっちゃん(有川マコト)、トシ(恩田隆一)を半ば強引に連れ出すのだが、事態はとんでもないことに…
歌と踊りと力技が織り成す至極の学芸会!

2017年12月28日~30日 下北沢「劇」小劇場
(出演)有馬自由 有川マコト 生津徹 海部剛史 佐久間淳也 福本伸一 恩田隆一 古屋治男
(ゲスト)森山栄治 岡田達也 瓜生和成 辰巳智秋 陰山泰 山口森広 細見大輔

 

2018年「色は匂へど散りぬるを ジョリージョリーに花は咲く 乙女の姿しばしとどめむ」

とある商店街にあるショーレストラン「ジョリージョリー」。伝説の歌姫「ニワ」(有川マコト)のショーを見ようと、毎夜盛り上がりをみせていた。そんな「ジョリージョリー」に女装したテツ(大高雄一郎)が「ショーに出たい」と押しかけてくる。本番前に様々なトラブルが立て続けに発生、しかもオーナー(細見大輔)はこのレストランを閉店させて別の店にしようと画策し…店長(陰山泰)は無事ショーを成功させることができるのか、そして、ジョリージョリーを守れるか?

2018年12月28日~30日 下北沢駅前劇場
(出演)有馬自由 生津徹 海部剛史 佐久間淳也 山口森広 恩田隆一 古屋治男 細見大輔 大高雄一郎 陰山泰
(ゲスト)多田直人 佐野大樹 伊勢大貴 瓜生和成 福本伸一 有川マコト